今日はこどもの読書習慣について。
子育てをするようになると、家庭でのこどもの教育をどうするべきかという壁にぶち当たると思います。
親なら誰でもこどもには賢く成長してもらいたい。
自分の頭で考え、行動できる、そんな自分の軸があるこどもに育ってほしい!
私もそんなひとりです。
では、どうしたら考える力、問う力がつくのだろうか?
読書をすることで考える力、問う力が養われる
いろいろな子育て本を読むのですが、自分の頭で考えることができる子に育てるにはどうしたら良いかという問いに対して必ずといっていいほど出てくるのが、読書をすること。
小さい頃から絵本の読み聞かせをしてあげると良いとよく言われていますよね。
では、なぜ読書をすると考える力がつくのか?
それは、本を読むことで、自分では意識しないうちに著者からの問いかけを受け止め、考え、問い返すことを繰り返しているからだそうです。
なるほど。確かに言われてみると、読書をしているときって、著者の考えや経験を追体験しながら著者との対話をしていますよね。
また、本を読むことで、語彙力・文章力が養われ、想像力も豊かになりますよね。
情報リテラシーが問われる時代
そしてなんといっても、本は世に出る時点で一定の品質保証がされています。
通常、本が出版されるには著者が書いた内容を出版社が吟味したうえで出版されるそうです。
今の時代、パソコンやスマホを開けばいくらでも簡単に情報が手に入る時代ですが、信頼できる情報なのか、情報源はどこなのか、きちんと調べることは難しいですよね。
それに比べ、本はいろんな人の手が加わりしっかり吟味されたうえで出版されるので、一定の品質保証がされているわけです。
それが、書店ではだいたい1,000円~2,000円程度で手に入るわけですからこれは使わない手はないですね。図書館であれば無料です。読みたい放題です。
しかしそれを知っていながら、なかなか本を読む時間を作れなかった我が家・・・。
そうこうしているうちに、こどもはどんどん成長し、この4月で下は小学生に・・・!
このままではマズイ!と思い、生活習慣に読書を取り入れる決意をしたのは今年の3月のこと。
こどもは親がしていることをマネする
でも、読書嫌いなこどもがどうしたら進んで読書をする子になるのか?
そもそも、こどもに「本は読んだ方がいい!」といくら言っても、一方的に押し付けられると気乗りしないのがこども。
こどもに押し付ける前に、まずは、親が楽しそうに読書をしている姿を見せることが重要なのだそうです。
なんでもそうですが、親が口で言うだけで行動を示さない場合、ほとんどがこどもは興味を示しません。
逆に、親が楽しそうにしている姿を見るとこどもも「そんなに楽しいのかな・・・?」と興味を持ちやすくなります。
よくも悪くも、こどもは親の背中を見て育つのですね。
かくいう私も、3~4年前までは、読書をする習慣なんて一切ありませんでした・・・。
ところが、子育てをしていくうちにいろいろなことを知りたくなり、子育て本を中心に本を読むように。
そして、読書によって得られる知識や気づき、他人がした体験をあたかも自分も体験しているような感覚を味わう楽しさを知り、最近ではほぼ毎晩本を読むようになりました。
その影響もあってか、こどもも本に興味を持ち始め、今年の3月から毎晩寝る前に本を一緒に読むように。
こどもと一緒に楽しむ時間
最近、三人でよく読んでいるのが、ミルキー探偵シリーズ。
1冊に3.4話短い事件が載っていて、毎晩それを1話ずつ読んであーでもないこーでもないとみんなで推理するのが楽しい。
こどもたちもこの時間をとても気に入っていて、今では「ママ早く名探偵シリーズ読もう!」と寝る前にこどもたちから声をかけてくれます。
こうやってこどもと何か一緒に楽しみながら取り組む時間の大切さを実感中。
なんでもちょっとしたきっかけを親が作ってあげることが大事なんだなと感じた今日この頃です。
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